頭ん中は広島弁

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リビングの時計

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8月のお題は「アルバイト」
8月10日(日)です!
よろしくお願いします!
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我が家のリビングの時計。

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温度や湿度もわかって、なかなか便利な時計です。
でも、リビングに置くにはちょっと事務的?
事務所に置くような時計なのは、理由があるんです。

今から15年くらい前、私たちは池袋の隣町、雑司が谷に住んでいました。
子どもたちは小学生。学童保育の後は私が帰ってくるまで2人でお留守番をしていました。
私はなるべく遅くならないように超特急で仕事を片付けて、ダッシュで帰宅していましたが、
どうしても遅くなってしまう時がありました。
そういうときは、近所の「ターキー」というラーメン屋さんに電話して
「子どもたちしかいないのだけど、ラーメンを配達してやってほしい」とお願いしていました。

ずい分後で知ったのですが、このとき、ターキーさんと子どもたちは「合言葉」を決めてたんだそうです。
ピンポ~ンとチャイムを鳴らすと、誰かも確かめないでドアを開ける子どもたちに、
ターキーさんが、「子どもしかいないときに相手を確かめないでドアを開けてはいけない」と話して、
お互いだとわかるようにと「合言葉」を決めて、ターキーさんだと確認してドアを開けていたんだそうです。
ターキーさんは子ども好きで、ラーメンの出前の道すがら、子どもを見かけると声をかけてくださる人で、
町に子どもたちだけ置いて働いている私にとっては、とても心強い存在でした。

子どもたちが大きくなって、隣町に引っ越しし、晩御飯も自分たちで何とかするようになってからは
ラーメンの出前を頼むことは少なくなりました。
ときどき、3人でお店まで食べに行って、ターキーさんと世間話をする程度になりました。

娘が学費の高い大学を選んでしまって、いよいよ池袋の家賃が払えなくなり、一駅シフトすることにしたとき、
ターキーさんに食べに行って、「引っ越しするんですよ~」と話しました。
すると、その数日後、ピンポ~ンと鳴ったインターホンに、なんと、ターキーさんが・・・。
おせんべつに時計を持ってきてくださったんです。
その時計がこれ。

このとき、「おたくの隣もMさんなんだね」とターキーさん。
当時、203号室も、204号室も、同じ苗字だったんです。
「この間来たとき、まちがえて隣のMさんのインターホンを押しちゃったんだよ」。
「『ターキーだけど』って言ったら『は~い』と疑問もなくドアを開けてくれたから、
てっきりお宅が出てくると思ってたよ」
「そしたらね、びっくり!40年前に隣に住んでた子が出てきたんだよ!
結婚してMさんという苗字になって、ここに住んでいたんだね!」
「懐かしかったよ~」
なんと、40年前にターキーさんの隣に住んでいた女の子が、その後引っ越しして、成長して、
結婚して、我が家の隣にお住まいだったのでした。
ターキーさんがインタホンを間違えなければ発見されなかったことでした。

その後、お隣の方と話した時、
「お宅、雑司が谷だったのね~」
「はい、うちの子2人とも高小卒業なんですよ」(お隣の奥さんも高小)
「出前を頼んでないのに、なんでターキーさんがうちに来るのかな?と思ったのよ~」
と、急に親しい存在に。

ターキーさんが時計をプレゼントしてくださったおかげで、
新しいつながりができたのでした。

時計を見るたび「ご縁」というのを感じます。

そして、今でも電車に乗ってターキーさんにラーメンを食べに行っています。


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by momonosuke164go | 2014-07-26 15:34

~東京に住むもものすけ(♀)が広島弁で語るつれづれ~


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