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10月のお題「私の選んだこの一冊」

10月のお題のひとつ「私の選んだこの一冊」に参加します。

いろいろあるけれど、これかな?

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サン=テグジュペリ(堀口大學訳)の「人間の土地」です。

サン=テグジュペリが、郵便飛行機のパイロットだったときのエッセイをまとめたものです。
砂漠に不時着したり、ドキドキの本です。

堀口大学の訳が秀逸なのか、
人類が初めて飛行機に乗るようになった時代の、
空から眺めた人々の暮らしについての描写に酔うというか、
美しい日本語に感嘆してしまいます。

でも、あとがきで宮崎駿さんが(表紙の絵も宮崎さんですが)、
飛行機が誕生してすぐに戦争に使われ始めたこと、
そのために多くの命が奪われたことに言及していて、
「空のロマンとか、大空の制服などという言葉では誤魔化したくない人間のやりきれなさも、飛行機の歴史の中に見てしまうのだ」という言葉にはっとさせられます。
映画「風立ちぬ」を見たとき、真っ先にこの言葉が浮かんできました。

引っ越しするたび本を減らしているのですが、この本だけはずっと手元にあります。



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by momonosuke164go | 2015-10-11 07:52

~東京に住むもものすけ(♀)が広島弁で語るつれづれ~


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